第106回全国高等学校野球選手権大会メディカルサポート活動報告
こんにちは、理学療法士の坂井です。
この度、7月21日(日)に第106回全国高等学校野球選手権広島大会のメディカルサポートスタッフとして当院から理学療法士の坂井・村松が帯同しました。
会場は尾道市のぶんちゃんしまなみ球場で、全3試合の帯同となりました。球場は朝からWBGT(Wet Bulb Globe Temperature:暑さ指数)が30.0℃を超え、熱中症厳重警戒レベルの中で試合が開始しました。選手だけでなく、応援に来る保護者や応援団・吹奏楽部などの熱中症が予想されたため、あらかじめ熱中症警戒アナウンスの頻度を増やすことや、30分に1回スタンドの見回りをし、体調不良者に対しての声掛けを実施しました。実際に熱中症になられた方の対応としては2件ありましが、どちらも対応後症状は軽快し、大事に至ることはありませんでした。
幸い、選手自体の体調不良や外傷はなく、サポート内容自体は熱中症対策・対応がメインとなりましたが、とても良い経験をすることができました。また、球児たちが精一杯野球に打ち込んでいる姿を目の前でみることができ、胸が熱くなる思いで試合を観戦することができました。今後も当院のスタッフで高校野球メディカルサポートの事業に携わっていきたいと思います。