SERVICE 骨粗鬆症治療

骨粗鬆症とは?

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の強度が下がり骨折が起こり易くなる疾患です。平均寿命世界一の日本では、1000万人以上 の骨粗鬆症患者がいると言われており、50歳代女性で9人に1人、60歳代女性で3人に1人、70歳代女性で2人に1人に骨粗鬆症患者がいると言われています。

骨粗鬆症で起こりやすい骨折には、背中が丸くなったり、痛くなったりする脊椎圧迫骨折や、寝たきりの原因になりやすい大腿骨頸部 骨折などがあります。これらの骨折をすると、本人の生活の質の低下が起こります。寝たきりを防ぎ、健康に老後を楽しみながら生活するために、骨粗鬆症の予防ならびに治療が重要だと考えます。

検査と治療

当クリニックでは、骨粗鬆症の予防と治療を行っています。骨粗鬆症の病態と危険性についての説明を行うとともに、骨密度測定や血液検査・尿検査による骨代謝の状態をチェックしています。薬物治療開始後の経時的な骨密度や血液検査データなどから、個別に専門 的なアドバイスを行っています。また、薬物治療だけでなく、運動療法などをすることにより、総合的な予防・治療を行い、少しでも 患者様の生活の維持・向上や、寝たきりの予防に貢献できたらと考えております。

飲み薬と注射の種類

治療には、骨が壊れるのを防ぐ薬(ビスホスホネート薬、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)、カルシトニン薬、ヒト型抗RANKELモノクローナル抗体)と骨を造る薬(副甲状腺ホルモン薬)があり、その他にカルシウム薬、活性型ビタミンD3薬とビタミンK2薬があり、内服や注射・点滴にて投与します。これらの薬の効果を経時的な検査で効果判定して、個々の患者様に最適な薬物選択をさせて頂きます。

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